こんなに違う海外の国語教育1 Literacy group part1

学び方

今日は、日本の教育現場では、あまり見た事のない国語教育(リテラシー教授)を紹介します。

英語圏やヨーロッパの小学校では馴染みのリテラシーグループ、この方法は4つのメインの能力(リテラシー能力)読む、書く、聞く、話すを伸ばすための授業です。

私が働く小学校では、バイリンガルプログラムがあり、そこで私は日本語で理科、社会、美術などを教えています。

ですので、当然生徒は日本語を学ぶ必要があり、日本語の授業もしています。担任の先生は、同じ方法で国語(英語)を教えています。

先生がそれぞれのリテラシースキルに合わせたアクティビティーを用意し、生徒は指定されたグループに分かれて、20分程度でそれぞのアクティビティーをするものです。

グループの分け方は、先生によって違います。通常、生徒の能力や社会的関係(友人関係)などを考慮します。私を含め、多くの先生がこの両方を取り入れて、4−5グループに分けます。

私は通常4グループに分けます。そして、それぞれを色の名前で呼びます。

  • ピンク (できるグループ)
  • ちゃいろ
  • きみどり
  • みずいろ(サポートが結構いるグループ)

これらのグループの能力はそれぞれグラデーション式になっています。まずは、自分がどこのグループに属するのか、今日のアクティビティーが何なのかを電子黒板に表示します。

左から、

Tutor Systemを使った読みの練習
次に、音を聞いて、それぞれのひらがなとカタカナの文字を表から探す音を聞く練習。
そして、生徒が既に知ってる言葉をホワイトボードに書く練習
最後に、先生と話す練習をします。(週末したことや、生徒について、今日についてなど)

以下の写真は去年の幼稚園生クラスのリテラシーグループの授業風景です。上記のアクティビティーと写真は一致しませんが、雰囲気がわかって貰えると思います。

次回は、スキルに合わせた私の鉄板アクティビティーを紹介します。

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