前回の②ではひらがな同士に関連性を見せながら教える話をしました。
また、重要なのは教える際に、書き方のルールと一緒に良い例○と悪い例☓を見せます。特に、悪い例はほとんどの生徒が書くんですよ。
私が教える学校では、小学校1年生から初めてひらがなの書き方を学びます。
一通りルールを例を見せながら説明が終わると、次は悪い例を見せながらどこを直せばもっと綺麗に書けるかと言うケーススタディーの様にディスカッションします。
例えば、以下の文字を書く。生徒に良いところを一つ、もっと良くなるところを2つ話し合ってもらいます。私の学校では、One start 🌟and two wishes🪄🪄と言う言い方をしています。生徒の発言は聞き入れましょう。
どこが良い?
どこが良くなる?
サイズが大きくて良い。🌟 筆順1と2が傾いていない。🪄 筆順3がカーブになってない。🪄 | |
カーブがあって良い。🌟 丸の部分が大きい。🪄 繋ぎ目が飛び出てる。🪄 |
私が悪い例を書きながら、やると書き順もわざと間違えたりして書くと、ちゃんと見ている子は気付きますね。
スマイル口ではなく、企みニヤリ口である事を強調! | |
片足が宙に浮いてるよー。両足付けようねーって注意! |
一つ一つ説明するとキリがありませんが、英語の文字もまだまだ上手く書けない年齢の生徒達が頑張ってひらがな練習します。こちらの生徒は、日本の1年生とは比べ物にならないぐらいに手先が上手く動かせません。
以下5、6歳児のひらがな練習帳のノートです。
やっぱ、どれだけ綺麗なひらがなの形を目に焼きつているか、そして筆順を守っているかが重要ですね。とっておきの楽しいアクティビティーがあるんですよ。次回紹介します。