子どもって全ての感覚、全身を使って学習します。まだまだ発達が未熟なので、識字などは特に見て、聞いて、触って、自分でやって見て、を繰り返す事で身に付けて行くのです。
何度も繰り返すというプロセスが必ず必要です。反対に耳で聞いて覚える言葉はとっても早いですね。言語のセンスのある子どもは、一度聞いただけで覚える事も多いです。
話は識字に戻りますが、識字学習で粘土やスライムをよく使います。触って、感覚を使いながら体感的に(キネティック)ひらがなの文字を作っていくのは楽しいアクティビティーです。
週に一度リテラシーグループレッスンに取り入れています。子どものモチベーションを最大限にしたいので、紹介ビデオ(イントロダクションビデオ)を作って、『やりたい!やってみたい!』という気持ちを作ってからアクティビティーをするようにしています。
以下が1年生の授業で使うひらがな識字の紹介ビデオです。
生徒達は目をキラキラさせながらこの動画に反応してくれました。
終わった途端に、もう一回見たい!とアンコールが出ましたが、授業に進まないと行けなかったので、時間が余ったら後でもう一回みようね。
とかわして、リテラシーグループの授業を始めました。実際の授業ではスライムではなく、扱い易い粘土を使用しました。
紹介ビデオがあったからこそグループ学習で10分ほど放っておいてもちゃんとアクティビティーをやってくれる訳なんです。

もし、口だけの説明だったら、10分もったかな〜って思います。粘土でなんか好きな物を作り始める子が絶対いたはずです。
続編、2−2ビデオもあります。